続)インフルエンザについて💉

こんにちは🐰🐻

前回に続き、浜松市内でもこのような情報が出ました。

浜松市感染症発生動向調査週報

2025年第40週(2025年9月29日~2025年10月5日)

2025年10月8日現在

RSウイルス感染症、新型コロナウイルス感染症は減少していますが、インフルエンザが増加傾向です。
市内における第40週(9月29日~10月5日)の報告数は、定点医療機関あたり0.89人であり、流行開始の目安となる1.0人をまもなく超える勢いです。都心部を中心にすでに流行入りしている地域もありますので、うがい、手洗い、換気、マスクの着用など、基本的な感染対策を引き続きお願いします。
また、インフルエンザの予防接種も各医療機関で開始していますので、早めの接種をご検討ください。

予防接種については、厚労省より引用、

現在国内で用いられている不活化のインフルエンザワクチンは、感染を完全に阻止する効果はありませんが、インフルエンザの発病を一定程度予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされています。

乳幼児のインフルエンザワクチンの有効性に関しては、報告によって多少幅がありますが、概ね20~60%の発病防止効果があったと報告されています※1※2。また、乳幼児の重症化予防に関する有効性を示唆する報告も散見されます。(参考:Katayose et al. Vaccine. 2011 Feb 17;29(9):1844-9)

しかし、乳幼児をインフルエンザウイルスの感染から守るためには、ワクチン接種に加え、ご家族や周囲の大人たちが手洗いや咳エチケットを徹底することや、流行時期は人が多く集まる場所に行かないようにすることなどで、乳幼児がインフルエンザウイルスへ曝露される機会をできるだけ減らす工夫も重要です。

※1平成14年度 厚生労働科学研究費補助金 新興・再興感染症研究事業「乳幼児に対するインフルエンザワクチンの効果に関する研究(研究代表者:神谷 齊(国立病院機構三重病院)・加地正郎(久留米大学))」
※2平成28年度 厚生労働科学研究費補助金 新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業「ワクチンの有効性・安全性評価とVPD (vaccine preventable diseases)対策への適用に関する分析疫学研究(研究代表者:廣田良夫(保健医療経営大学))

とありました。

早めの予防接種と、感染予防対策ですね。

コンビニにこんなのありました!!