早いもので、もう師走。
寒さも一段と厳しくなってきましたね。
静岡県は11月30日、県内のインフルエンザ感染が警報レベルに達したと発表しました。
静岡県HPより
地域別でみると東部は警報レベルに達し、中部、西部で注意報レベルです。
今シーズンの患者を年代別にみると、10歳未満が約46%で最も多く、次いで10代の約35%となっており、20歳未満で約80%を占めています。これはコロナ禍前より約20%多く、逆に50歳以上が約10%少なくなっています。
インフルエンザと普通の風邪の違い(厚生労働省HPより)
一般的に、風邪は様々なウイルスによって起こりますが、普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。
一方、インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。
インフルエンザを予防する有効な方法としては、以下が挙げられます。
①流行前のワクチン接種
②外出後の手洗い等
③適度な湿度の保持
④十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
⑤人混みや繁華街への外出を控える
これから、クリスマスにお正月と、年末年始に向けて楽しい行事が続きますね。
元気に年越しできるよう、体調管理に気をつけていきましょう。